早いものでもう年末ですね。年賀状の準備も始めなければと思っています。
さて、昨年5月から続けている親子科学実験教室は12月23日(祝)に第12回目となります。今回はアロマテラピストの先生とネイルアーティストの先生をお招きしてクリスマスキャンドル作りとボディジュエリー体験などを行います。
その前に小学校6年生で習う「燃焼」に関する授業を行います。酸素や二酸化炭素などものが燃える際に起こる様々な反応について学びます。ろうそくの材料についてもご紹介する予定です。お楽しみに。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
冬の楽しみの1つに干し柿があります。乾燥させた渋柿をかじりながらのんびりするお正月などを思い出します。
南相馬サイエンスラボはこれまで色々な昔ながらのことに挑戦してきました。今回知り合いの方からたくさんの渋柿を分けていただき、初めて干し柿作りに挑戦しました。
食べたことはあっても作ったことがないと渋柿がどのような仕組みで甘くなるのかを知る機会は少ないかもしれませんね。渋みの正体はタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種で、水に溶ける状態で柿の実に含まれています。
干したり、焼酎につけたり、二酸化炭素で封入したりすることで柿の実の中にアセトアルデヒドという(二日酔いの原因として有名)物質が増えてこれとタンニンが結合することでタンニンが水に溶けない状態になるのだそうです。
もともとオレンジ色に熟した渋柿は確かに渋いのですが、実はとても甘いのです。甘み成分と渋み成分は全く別物です。上述したような反応を起こすと渋み成分であるタンニンが渋みを感じない形に変化するため、渋抜きをすると甘くなるのですね。渋が甘みに変化するわけではないのでご注意ください。
サイエンスラボの干し柿はそろそろ完成です。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
南相馬サイエンスラボはこれまで科学実験と農業食育の2つの親子○○教室を開催してきました。そうした中で新たに食べるためのものではない農作物や工芸などに焦点を当てた親子農業工芸教室を開始しました。第1回は11月15日(日曜日)に下太田集会所と再エネの里で開催されました。テーマは綿の実の収穫でした。
当日は悪天候が予想されていましたが、なんとか無事開催することができました。第2回は同じく下太田集会所に集合し、第1回で収穫した綿の実からゴミを取りきれいにするとともに種と綿を分ける作業を行います。
また仙台のゼロ村牧場パカラッチョからポニーもやってきます。豚汁も振る舞われますので是非お越しください。
とき:平成27年12月13日(日)10時から13時まで南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
朝晩は本当に寒くなってきましたね。風邪を引いてしまうことのないようにお気をつけください。
さて、今週の日曜日(10月25日)に鹿島区の万葉ふれあいセンターで第11回親子科学実験教室「月のひみつを知ろう!!」が開催されます。天体に関する話は難しいものが多いのですが、私たちが行う授業はみなさんが参加して体験しながら学ぶ楽しいものになっています。
月の大きさや月までの距離、アポロ計画と明治のアポロチョコレートとの関係、月のみちかけのしくみなどを楽しく学びます。是非ご参加ください。以下のチラシを印刷してお使いください。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
最近になって朝晩はだいぶ冷えるようになってきましたね。お風邪など召されていませんか?
さて、御本陣山(県営東ヶ丘公園)を舞台に環境保護や生物多様性について考えるきっかけを与えるために今年の7月から毎月開催してきたSAVE JAPANプロジェクト2015ですが、来月4日に第4回「生態系編(ポニーふれあい体験教室)」を開催することになりましたのでお知らせいたします。
これまで私たちはハッチョウトンボ、ミミカキグサ、モウセンゴケという希少生物が御本陣山という広大な自然公園の一部にひっそりと生活していることを伝えることで環境保護の大切さを体験を通して学べるようにプログラムを作ってきました。
第4回目となる今回は、前回に引き続き、人間界と自然界の間をつなぐ役割をしていると考えられているポニーがやってきます。自然公園内をポニーに乗ってトレッキングし、お弁当を食べた後に食物連鎖や生態系についてゲームを通して学ぶプログラムを考えています。
以下に、申し込みチラシをアップしておきますので、参加したい方はFAXあるいはメールでお申し込みください。お友達も誘って一緒に参加してくれると嬉しいです。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
久しぶりの長期休暇となったシルバーウィークはいかがでしたか?やっと長雨の季節が終わり、各地に行楽に行かれた方も多かったのではないでしょうか。
さて、9月27日(日曜日)夕方6時から南相馬市原町区深野にある曹洞宗秋月山千相院で開催される「お月見会 in 千相院」についてお知らせいたします。
この日は今年一番大きな満月が見られる日です。仲秋の名月を見ながら、座禅体験や住職の法話や、南相馬サイエンスラボ代表が行う月の満ち欠けに関する授業を聞きにいらっしゃいませんか?
参加するための申し込みは必要ありません。どなたでも無料で参加できます。お団子なども用意されているようですので、お月さまに興味のある方、座禅体験などにご興味のある方は是非ご参加下さい。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
長く続いた雨も収まり、ようやく最近になって秋らしい天気になってきましたね。
さて、みなさんはこどもの頃に四つ葉のクローバー探しをやったご経験がございますか?四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれるとも言われていますので、必死に探した方もいらっしゃるかもしれませんね。
クローバーという名前で呼ばれている植物は正しくはシロツメクサというマメ科の多年草です。形がよく似ているカタバミと間違えられることもあるようです。こうした身近な植物はとても大事ですので、小学校では四年生の初めに春の植物という単元で学ぶことになっています。
<マメ科植物と根粒菌>ところで、みなさんはクローバーに土を肥えさせる特別な能力があることをご存じでしょうか?
マメ科の植物というのは根っこに根粒菌(こんりゅうきん)というバクテリアを共生させています。この根粒菌は空気中の窒素から硝酸塩やアンモニアなどの窒素酸化物を作り出すことが出来ることで知られています。
この窒素酸化物というのは植物の生長に欠かせない(1)チッ素、(2)リン酸、(3)カリウムという三大栄養のなかでも最も重要な(1)チッ素成分なのです。
<戦後の農業の近代化>戦後、農業の近代化と呼ばれる農業機械、農薬、化学肥料の普及によって農業の生産性は著しく高まり、効率化されたと言われています。しかし、そうしたものが発達することによって、農薬と害虫とのイタチごっこが発生したり、見栄えの悪い野菜が敬遠されたり、農薬抵抗性の遺伝子組換え農産物が登場したり、農業の本質とは何かということに対して疑問を持つ人々が各地に現れてきました。
<自然農法の先駆者>以下に紹介する三人の方は自然の力を活用し、そうした農薬や化学肥料を使わない自然農法を追求されていらっしゃる方です。とても素晴らしい内容ですので、そうしたことにご興味がございます方は是非お読みください。
農薬も化学肥料も使わない自然農法によって美味しいリンゴを作っていることで「奇跡のリンゴ」という本を出版し、後に同名の映画にもなった青森県の木村秋則さん。
木村さんが自然農法を試みる以前に既に自然農法を確立し、お米も野菜も作っていらっしゃった愛媛県の福岡正信さん。
福岡正信さんの自然農法を気候が寒冷な東北に合った形で改良された岩澤信夫さん。
こうした自然農法の先駆者の方達が化学肥料を使わない代わりに利用しているのが、先ほど示したクローバーや大豆などのマメ科の植物なのです。
<親子農業食育教室について>南相馬サイエンスラボは昨年末から公益財団法人浦上食品・食文化振興財団の助成を受け、南相馬市教育委員会の後援事業として親子農業食育教室という農業復興を目指した教育目的の農業体験を行っております。そうしたものの1つに稲作(バケツ稲)があります。
代表の齋藤はお米作りも含めて、農業の経験はほとんどありませんでしたので、JAそうまの農業指導員の方や原町区で有機農業をされていらっしゃる農家の方などにも相談しながら行ってまいりました。
また、南相馬サイエンスラボは未だ農地を所有していませんので、ラボの敷地内に今年は30個のバケツを並べてコシヒカリと古代米を育てています。コシヒカリは既に黄金色の穂を実らせていますので、9月27日に予定している第10回親子農業食育教室「稲刈りをやってみよう!!」では稲刈り、脱穀、籾摺り、精米、炊飯という一連の作業を予定通り行うことができるのではないかと考えています。
<クローバーの実を集めています>さて、これまでの流れに関しての話が長くなりましたので、クローバーのことに話を戻します。実は来年も同じバケツを利用してお米を育てたいと考えているのですが、そのうちのいくつかはクローバーを活用した自然農法に挑戦したいと考えているのです。
稲刈り後のわら、もみがら、ぬかを全てバケツの中に戻し、クローバーをそこで育てて、来年春には不耕起(耕さない)でよく育った成苗を植えたいと考えています。
こうした不耕起栽培は先ほど紹介した岩澤信夫さんの御本によると、一般的な方法に比べて、冷害に強い丈夫な稲に育つのだそうです。相馬地方には稀にやませが吹き、冷害が起きることで凶作の年があります。江戸時代に多くの農民が亡くなった天明の飢饉もそうした大冷害が原因だったそうです。
そうした歴史的な背景も考慮し、これからの南相馬市の農業を考えるきっかけとするため、南相馬サイエンスラボは、実験として自然農法に挑戦してみたいのです。
そのためにはまずはクローバーの種をたくさん集めなければなりません。南相馬サイエンスラボの周囲を歩き回り、クローバーの実を集めて、種を取り出してみたのですが、まだまだ足りません。もしみなさまのまわりでクローバーの実を見つけたら、南相馬サイエンスラボにお持ちくださいませんか?
植物や動物が本来持っている力(自然の力)を利用した自然農法は安全で美味しい農作物を作る基本の考えなのだと考えています。どうか、よろしくお願いいたします。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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台風18号に伴う大雨は各地に浸水や冠水の被害をもたらしたようですが、皆様のところはいかがでしたか?
さて、実は南相馬サイエンスラボの近所の公園には立派な栃の木が生えていて、今の時期は栃の実が地面にたくさん落ちています。
栃の実は栗にもよく似た実(種子)が出来るのですが、アクが強く、昔からアク抜きは大変な作業になると言われています。
また多くの場合、栃の木は山に生えていることが多く、そのアク抜き処理には山の中の清流が必要だと考えられてきました。
しかし、町中には綺麗な湧き水などもないため、なんらかの別な方法をとる必要があります。そこで、よく根菜などのアク抜きに使われている重曹を使ってみることにしました。
まず、塾(こども科学実験教室)の生徒さんと公園の栃の実を集めました。
次に、南相馬サイエンスラボのメンバーと水に3日間さらした栃の実の皮を剥きました。
皮を剥いた実を鍋に入れ、水を張り、重曹を加えて一煮立ちさせました。すると、実の色が黄色く変色しました。ちなみに重曹を加えた水のpHは9とアルカリ性でした。
今後数回この作業を繰り返し、最終的には粉にして白玉粉と混ぜてお団子を作ろうと考えています。南相馬サイエンスラボはこれからもこうして手間のかかる昔ながらのやり方で、様々なことに挑戦していきたいと考えています。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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久しぶりに雨が上がり、蒸し暑い1日でした。体調を崩したりしていませんか?
さて、もうすぐ秋、そしてまたしばらくしたら冬がやってきます。南相馬サイエンスラボでは冬になると火鉢で暖をとる生活になります。
そんなこともあり、本日こども科学実験教室の生徒さんとともに、割り箸炭づくりに挑戦しました。
まず、空き缶に半分に折った割り箸を詰めて、ラボのかまどで加熱しました。しばらくすると、空き缶の口から白い煙が立ち上ってきました。これが木ガスという燃焼性のガスです。
どんどん火をくべて、煙がほとんど出なくなるまで加熱を続けました。頃合いをみて、空き缶をバケツの水で冷やし、中の炭を取り出せば完成です。
ちなみに炭を作り前と後で、割り箸の重さは38gから7gへとなんと31gも減っていました。いかに木材が様々な成分を含んでいるかということがよく分かる実験でした。家庭用のコンロでもできますので、ご興味のある方はお試しください。
実験開始
完成
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御本陣山に貴重な動植物が生息していることを学ぶSAVE JAPANプロジェクトの第3回目が9月6日(日)に開催されます。
当日は午前9時から「ポニーふれあい体験教室」が同日開催されます。
午前中にポニーと遊んで、お弁当を食べた後に再びポニーと一緒に自然観察会へ参加してはいかがでしょうか。
ポニーふれあい他県教室の集合場所と時間は以下の通りです。
・場所:県営東ヶ丘公園北側駐車場
・時間:9時
・参加費は一人500円(お弁当代)です。
申し込み用紙は以下のものをお使いください。
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小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
御本陣山に貴重な動植物が生息していることを学ぶSAVE JAPANプロジェクトの第2回目が8月2日(日)に開催されます。
集合の場所と時間は以下のとおり
・場所:県営東ヶ丘公園北側駐車場
・時間:9時45分
・参加費は一人500円(お弁当代)です。
申し込み用紙は以下のものをお使いください。
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小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
アンモナイトなどの化石が豊富に見つかることで有名な南相馬市では震災以降そうした化石採掘などのイベントが行えないでいました。
この度、NPO法人かしま元気スポーツクラブ主催(指導:相馬中村相群研究会、協力:南相馬サイエンスラボ)で平成27年度少年少女化石探検隊が開催されることになりました。
南相馬サイエンスラボも協力してこの化石探検隊に同行いたします。
夏休みの自由研究にぴったりの内容だと思いますので、是非ご参加下さい。
お申し込みは以下の申し込み用紙に必要事項を記入してかしま交流センター(ファックス:0244-46-3931)までお願いいたします。もしくは南相馬サイエンスラボ(sciencelabo2011@gmail.com)までメールでも構いません。
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関東地方では梅雨入りしたそうですが、南相馬市はまだまだ暑い日が続いていますね。
さて、先日の6月14日(日)に第7回親子農業食育教室を開催しました。
今回は地元のお豆腐屋さん「アラカワ食品」さんのご協力をいただきました。
お豆腐は畑の肉と言われている健康食で、脂肪が少なく、タンパク源として長く食べられてきました。
国産大豆を用いた手作り豆腐作りの様子は以下のとおりです。
1、一晩水に漬けておいた大豆に等量の水を加えてミキサーにかける。
2、ミキサーにかけた呉を鍋で煮る。
3、温度を計ってにがりをくわえて型に入れる。
4、15分待ったら水にさらして完成!
5、野外調理(まきわり、火おこし)
6、豆腐料理の試食
7、集合写真
まとめ
私たちの身近な食品である豆腐づくりは昔は各家庭で作られていたそうですが、手間がかかるため現代では豆腐専門店で作られるのみになってしまいました。
今回南相馬サイエンスラボは4回の豆腐づくりの練習会を実施し、本番に臨みました。アラカワ食品の荒川さんによると、季節によって気温が変わるため、一年を通して同じ味の豆腐を作るのは非常に困難なのだそうです。
練習の成果によって、参加者は楽しみながら全員豆腐づくりを成功させることができました。貴重な体験になったようです。
私たちは今後も親子農業食育は放射能災害被災地の農業復興を目指して様々な食育活動を続けてまいります。今後ともどうかよろしくお願いいたします。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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毎日暑い日が続いていますね。体調を崩しやすい時期ですのでお体にはお気をつけてお過ごし下さい。
さて、みなさんは毎日の生活の中で、絶滅危惧種あるいは希少生物という言葉を聞いたことはございますか?
この度、南相馬サイエンスラボは全国47都道府県で毎年開催されている希少生物の保護活動であるSAVE JAPANプロジェクト2015の実施団体(福島県代表)として選ばれました。
福島県南相馬市は西に阿武隈山地、東に太平洋があり、山、川、海という自然に恵まれた環境を有しています。私たちは震災から4年か経過し、改めて南相馬市の自然を見つめ直してみたいと考え、当プロジェクトに参加することにいたしました。
今回当プロジェクトを実施する場所は原ノ町駅から南西に2km弱のところにある県営東ヶ丘公園(御本陣山)です。御本陣山は
(1)戦前には地域の水源保全林や薪炭林などの役割を担う里山として共同管理され、
(2)戦中戦後には森林はほぼ伐採し尽くされ、
(3)現在の自然の姿はその以降のほぼ50年の年月によって作られ、
(4)戦後は里山としての役割を終え、市街地に接する緑空間としての価値が見出され、公園予定地として確保されたとされています。
そうした御本陣山を散策し、自然の豊かさを学ぶと共に、希少生物が非常に脆い(か弱い)環境で細々と生き残っているということをみんなで理解し、自然保護の大切さを学ぶイベントにしたいと考えています。
参加申し込みは基本的にはWEBから行うことになっていますので、SAVE JAPANプロジェクト2015のホームページからお申し込みください。
第1回は7月12日(日)です。
ご興味がございます方はお早めにお申し込みください。南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
今年初めての台風や明け方の地震など、心配なことが続いていますね。
さて、5月10日(日)は第6回親子農業食育教室「田植えをやってみよう!!(菜の花畑見学)」が開催されました。当日は天候にも恵まれ事故もなく予定通りにイベントを開催することができました。どのようなことを行ったのかを簡単に報告いたします。
まずはみんなでバケツの代掻きをしました。稲が根を生やしやすくなるそうです。
JAそうまの佐藤文宏さんから苗を受け取って、1つのばけつに3−5本の稲を植えました。
田植えの後に萱浜にある菜の花めいろで遊んで、
磐城太田駅で杉内清繁さんから菜の花畑についてのお話を聞き、
太田生涯学習センターでアブラナに関する理科の授業をおこないました。
みんな手話の科学のポーズで集合写真を撮りました。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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ゴールデンウイークも後半、毎日良いお天気が続いていますね。
さて、南相馬サイエンスラボの畑に植えた野菜たちは暖かい陽気のせいか、元気に育っています。
そんな中、早くもナス、トマト、キュウリ、そばに最初の花が咲きました。
ナスの花
トマトの花
キュウリの花
そばの花
今後、たくさんの実がなって食べきれなくなると思いますので、無農薬で育てたナス、トマト、キュウリが食べたいなと思った方は南相馬サイエンスラボまでお越しください。最盛期にはもらって頂かないと困ってしまうかもしれませんので、、。
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ゴールデンウィークが始まり、毎日初夏のような天気が続いていますね。気象庁による長期予想では今年は梅雨入りが遅れるそうです。
さて、南相馬サイエンスラボはこれまで庭の池でのメダカ飼育、カエルの卵の発生など生き物についての取り組みを続けてきました。
そしてついに南相馬サイエンスラボではニワトリの飼育を始めました。
現在、南相馬市のすべての小学校では動物の飼育などが行われていないようです。以前はウサギやニワトリなど様々な生き物を飼育して教育に役立ててきたのだそうですが、震災によってそれらの動物飼育は今も再開していないのが現状のようです。
さて、今回南相馬サイエンスラボがニワトリ飼育に踏み切ったのは、これまでの農業(野菜栽培)や火鉢の使用、割り箸などのバイオマスエネルギーの活用、ソーラーパネルの導入など、個人食料自給率の向上や再生可能エネルギーの使用など、新しい豊かさへのチャレンジをさらにもう一歩進めるためです。
みなさんは毎日のようにお肉やお野菜、卵などを食べていると思いますが、それらがどのようにして生産されているかという現場の苦労はほとんどの場合は消費者には伝わってきません。
野菜を育てて調理して食べる経験を去年の1年間続けてみた結果、スーパーに行く回数が半分以下に減りました。
また火鉢の利用によって冬の光熱費も同じくらい安く済ませることができました。
もちろんそうしたお金について得した気分になること以外に、実は昔の人がやっていた手間のかかる生活を少しだけ体験することができたことで、様々な喜びの体験や驚きの発見などがありました。
蛇口をひねれば水が出る、スイッチを入れれば電気が付くなど、現代の生活は便利になりました。
一見不便のように思える昔ながらの生活は、新しい発見や新しい豊かさに溢れています。
ニワトリは生まれてから一ヶ月くらいの若鳥の状態で届きました。今からおよそ4ヶ月後の8月末に卵を産み始めるはずです。そうなったら一生涯で一体何個の卵を産むのかなどを調べてみたいと思います。
面白いことがたくさんありますので、ご興味のある方は南相馬サイエンスラボまでお越しください。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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春の陽気というよりはむしろ初夏の陽気と言えるような毎日が続いていますね。
南相馬サイエンスラボの池では先日(4月17日)お伝えいたしましたようにオタマジャクシが元気に泳いでいます。
さて、本日南相馬サイエンスラボの池で飼育しているメダカが産卵しているのを発見いたしました。
この後数ヶ月間に渡って稚魚が大量に生まれてきます。もしメダカを飼ってみたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。お分けいたします。
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晴天に恵まれた4月26日はふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)の一環で、南相馬サイエンスラボのメンバーとともに銘醸館から甲冑を着て町を練り歩きました。
自分は知り合いの方から貸していただいている武将の鎧を着て参加しました。
ふくしまDCはまだ続きますので、このチャンスに鎧を着てみるのはいかがでしょうか?
銘醸館を出発
黒潮海苔店で
まちなかひろば前で
旭公園で
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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季節が冬から春へ変わることで不安定だった天気もやっと安定してきたようですね。こんなときは夜に暖かい格好をして外に出て星を見てみてはいかがですか?
南相馬サイエンスラボにある物置は屋上に階段で上がれるようになっています。天気が良いときは望遠鏡やカメラを物置天文台に上げて星を観察することがよくあります。
昨日も快晴でしたので、月や木星などの星を観察していました。月のクレーターや木星の縞模様などもよく見えました。そうしたものを見てみたい方は南相馬サイエンスラボまでご連絡ください。
物置天文台
月のクレーター
北斗七星
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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5月10日に開催予定の第6回親子農業食育教室のためにお米の種まきをしています。暖かい日が続いてイベントに間に合うことを期待しています。
さて、東日本大震災からの復興を目指して4月から6月にかけてふくしまデスティネーションキャンペーンというイベントが福島県内各地で繰り広げられています。
南相馬市は旧相馬藩として相馬野馬追をテーマにした様々な取り組みがなされています。そうした中、今度の日曜日に私も自宅にある甲冑(鎧)を着て行進することになりました。
私は相馬藩勘定奉行を代々勤めた紺野家の子孫としていつか野馬追に出陣したいと常々思っています。そのため、今回はその練習としてとても期待しています。
みなさんも無料で甲冑をつけて行進できますので、ぜひご一緒にいかがですか?
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたしました。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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おはようございます。爽やかな朝を迎えました。生き物が元気に育つ季節がやってまいりましたね。
さて、先日も少しお伝えいたしましたが、南相馬サイエンスラボの池に今年はカエルの卵が産み付けられました。それも2つもです。
ご覧になっておわかりのように、産み付けられてからの日数の違いによって形が変わっています。
上の写真は顕微鏡観察するとまだ丸い状態で細胞分裂が盛んに進んでいることがわかりました。
一方、下の写真はすでに盛んな細胞分裂の時期は終わり、神経などが形成されている尾芽胚という段階であることがわかりました。顕微鏡で観察したものが下の図です。
最近はこうした生きた教材を使った理科の授業が少なくなってきていると聞きます。少しでも地域の教育に貢献できればと思っています。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
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最近、激しい雷雨や暑いくらいの晴れの日が繰り返していますね。春は低気圧と高気圧が繰り返しやってくるのが特徴だとはいえ、体調を崩しやすいのでお気をつけください。
さて、暖かくなると生き物たちが冬眠から覚めて、様々な生命活動を始めます。
南相馬サイエンスラボでも畑に茄子やトマトなどの苗を植え、枝豆、小豆、人参、綿などの種を植えました。
お米作りに関しても準備を始めています。バケツ苗に土を入れる準備を済ませ、先日田植えの前の種まきを行いました。
また、庭の池にはニホンアカガエルが卵を産みにやってきました。きっと去年オタマジャクシからカエルになった親が産卵したのでしょう。
様々な命の営みに触れることが出来る南相馬サイエンスラボへどうぞ見学にお越しください。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
暖かい日が続いて桜が満開になったと思ったらまた真冬のような陽気に逆戻りですね。体調にはお気をつけてください
さて、南相馬サイエンスラボはこれまでも様々なことに挑戦してきました。
そして、ついに今年度からニワトリの飼育にも挑戦いたします。
除染した畑に様々な野菜を育てて自給率(?)を高める努力を続けてきましたが、ニワトリを飼うことができれば毎日卵を食べることが出来るようになります。
おそらく昔はどこの家でもそうした家畜を飼っていて、農業から得られる野菜だけではなく、卵や肉も自給自足していたこでしょう。
文明が発達し、主に戦後に人々が化石燃料を使うようになってから、人々の生活は発展を続けています。
しかし、身近な自然である里山を利用しなくなったことにより、いつしか人々は自然から得られる恵みを何か特別のもののように感じるようになったようです。
南相馬サイエンスラボはまずは興味からいろいろなことを自分で体験をして練習し、そうしたことから得られる新しい豊かさを人々に科学というエッセンスを加えて提供しています。
興味をお持ちの方は是非一度南相馬サイエンスラボへお越しください。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
南相馬市でも各地で桜が開花しましたね。一年のうちで一番ワクワクする季節ですね。
さて、今から4年前の3月11日、千年に1度と言われる大地震が発生しました。
それによって発生した大津波が原因となり、福島第一原子力発電所の事故が発生しました。
福島県の主に浜通り地方は原発から放出された大量の放射性物質によって広く汚染されてしまいました。
原子力発電は宇宙で起きた超新星爆発で作られたウランを核分裂させることで大量のエネルギーを得ることができます。こうした発見は広い意味で科学の発達に大きく貢献したと考えています。
ただし、そこで発生するエネルギーがあまりにも膨大であること、処分が困難な大量の放射性物質を生み出してしまうことなど、解決すべき多くの課題の解決を先送りにして発電技術として応用してしまったことは、大変残念なことだと思っています。
多くの人々が故郷を追われ、今も慣れない土地で避難生活を送っていらっしゃることを考えれば、人間はそうした未完成の技術を世の中に送り出してしまったことをきちんと反省すべきでしょう。
さて、全国の原子力発電所が運転を停止している今、新たなエネルギー獲得方法の検討がなされています。
太陽光発電は昼間しか発電できないという問題は抱えていますが、そうしたなかでも様々な応用がなされています。
南相馬サイエンスラボでも、先日庭の池の水を浄化する目的で、太陽光発電による噴水システムを導入しました。
晴れた日の昼間でなければ噴水が起きないとな言え、電気代がかからずに使える噴水はエネルギーとは何かを考えるためにとても有効な教材となると思っています。
楽天市場で2,300円ほどですので、ご興味がございます方はご自宅の池に設置してみてはいかがでしょうか。とても楽しいですよ。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
最近本当に爽やかな陽気が続いていますね。この分だと桜の開花ももうすぐですね。
さて、本日南相馬サイエンスラボとして南相馬市鎮魂復興植樹祭に参加してきました。
この植樹祭は震災で津波被害を受けた沿岸部に津波で生じた瓦礫を使って防潮堤を作り、そこに木を植えることで緑の防潮堤にするものです。
横浜国立大学の宮脇昭先生が提唱する潜在自然植生という考え方を取り入れたものです。
それは本来その土地の気候にあった樹種を植えて自然の森を復活させるという考え方です。
今回苗として選ばれた樹種は「スダジイ」「タブ」「ウラジロガシ」「アカガシ」「ヤブツバキ」などの常緑広葉樹でした。
これらの常緑広葉樹は暖かい浜通り地方ではずっと昔から生きてきた植物で、震災の津波被害を防ぐのにも役立ったのだそうです。
たくさんの人が集まりました。参加者は主催者の話では南相馬市内外から約3,000人の人が集まったそうです。
今回初めて本格的な植樹祭に参加したのですが、やり方は以下のとおりです。
(1)のどか渇いている苗木を水に浸し、(2)瓦礫で作った山に植えて、(3)藁を敷き詰め、(4)ロープで飛ばされないように押さえる。
以外と簡単でしたが、敷いた藁が将来腐っていろいろな生き物の住処となり、木の栄養にもなるそうです。また数ヶ月先にどうなっているかを見に行ってみようと思います。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
ほぼ一ヶ月ぶりの更新です。寒かった冬も過ぎ去り、南相馬サイエンスラボの庭にも春の草花が咲き誇っています。
さて、先日3月3日から4日の日程で北海道の学生ボランティアグループあるぼらの4人のみなさんが南相馬サイエンスラボを訪れました。
あるぼらというのは彼らの団体の名前で、あるばいとしてボランティア、略してあるぼらという意味なのだそうです。
彼らは東日本大震災直後に結成された北海道大学の学生が中心のボランティア団体で、自分たちが遠く離れた被災地の人たちに何ができるのかを真剣考え設立したそうです。
彼らは毎年イベントや大学祭などで屋台や出店を開いて得たアルバイト代を集め、被災地の団体に必要な物をお金ではなく「もの」として寄贈(支援)する活動を続けています。
南相馬サイエンスラボも実は昨年の秋に彼らから4台の顕微鏡を寄贈していただきました。
既にお伝えしておりますように、私はこども科学実験教室という名前の理科専門の学習塾をこの春にオープンさせます。
彼らが寄贈してくださった顕微鏡はこどもたちが水の中の小さな生き物や、細胞のような小さな世界に触れるときに活躍する予定です。
本当に有難うございます。
なお、彼らは南相馬サイエンスラボで滞在中に(1)被災地の現状の説明(2)カッテージチーズ作り(3)飯盒炊飯(4)小高神社参拝(5)津波被災地見学など、盛りだくさんの体験をして帰って行きました。
次に彼らに会えるときはきっと夏の野馬追の頃でしょうね。楽しみにしています
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
南相馬サイエンスラボは昨年の4月に団体を設立し、翌月から毎月親子科学実験教室、親子農業食育教室を開催してきました。
私達はまだ任意団体ではありますが、会費を集め、複数の助成金を頂き、活動を続けてきました。
こうした公益的な活動を行っている団体は数多くありますが、外部の方から見た場合、最も大切なことは会計情報の透明性だと言われています。
今後益々活動を発展させて行くため、南相馬市の復興や発展に貢献する為にはNPO法人と同等の団体運営が求められます。
既に平成26年度に頂いた複数の助成金は収支報告書と活動報告書を提出済みですし、
それらは4月12日に開催する平成27年度南相馬サイエンスラボ総会で公開します。
また、団体の運営を安定化させる為に会員の増大もはかる必要もあります。
そうしたものの第一弾として団体規約を公開致しました。
活動の主旨に賛同してくださる方には是非新規会員として登録して頂けると嬉しいです。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
私は昨年の5月より、南相馬市の桜井勝延市長が若手の人材育成を目的に開催してきた「南相馬みらい創造塾」に南相馬サイエンスラボ代表として参加してきました。
そしてこの度、必要単位の取得の結果、無事第1期生として卒塾することができました。
全国で先進的な取り組みによってまちづくりを成功させてきた講師の先生のお話などを参考にしながら、また他の第1期生とも協力しながら、この町をよりよくしていくための活動を続けてまいります。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
さて、設立から今までを振り返り、今後の南相馬サイエンスラボの活動を考える上でこれまでの活動を以下のようにまとめてみました。
1、平成26年を振り返って
南相馬サイエンスラボは昨年4月の設立から間もなく10ヶ月を迎えます。これまでに行ってきた事業は以下の通りです。こうした事業経験を通して多くの方に科学と農業の大切さを理解していただきつつあるのではないかと感じています。
(1)全8回の親子科学実験教室
(2)第3回まで終えた親子農業食育教室
(3)須賀川市、天栄村、新地町で開催された出前親子科学実験教室
(4)原町第二小学校では理科の出前授業(冬の星:4年生対象)
2、助成金
上記のような事業を行うために南相馬サイエンスラボは以下のような助成金をいただきました。このうち(1)(2)(3)は既に事業を終了し、報告書を各団体に提出済みです。(4)は親子農業食育教室のためのもので現在も継続中です。今年11月に事業終了の予定です。
(1)まちづくり活動支援事業スタートアップコース(南相馬市役所総務課)
(2)公益信託うつくしま基金(東邦銀行)
(3)子どもゆめ基金(国立青少年教育振興機構)
(4)平成26年度東日本大震災復興支援助成金(公益財団法人 浦上食品・食文化振興財団)
3、寄付、寄贈、貸与
被災地のこどもたちのために活動している南相馬サイエンスラボに対して、個人からの一定額の寄付や北海道の学生ボランティア団体(あるぼら)からの顕微鏡(4台)の寄贈、南相馬サイエンスラボ会員からの望遠鏡の貸与、臼と杵の貸与、そば打ち用の石臼の貸与などを受けました。また塾に必要な一部備品の貸与も受けています。
4、事業化
上記のような市民活動とは別に、南相馬サイエンスラボは当初からこどもたちに教科書の流れに沿って実験や観察を含めた理科を教える塾を開校することを目指していました。
そして現在は平成27年4月の「こども科学実験教室」開校のための準備を行っております。そうした起業を支援する基金として以下のような助成金を頂きました。現在、この助成金によって塾に必要な物品を準備しております。
(1)南相馬復興トモダチ基金(起業支援)
5、平成27年度の事業について
南相馬サイエンスラボは今後も以下に示すような事業を続けてまいります。
(1)親子農業食育教室
放射能災害を受けた南相馬市の農業復興に寄与するため、親子農業食育教室を続けていきます。今後の予定は以下の通りです。また、12月以降はさらに継続するため助成金の申請を行う予定です。
3月:畑の除染
4月:野菜苗の定植
5月:田植え
6月:豆腐作り
7月:夏野菜カレー
8月:菜種油絞りとBBQ
9月:稲刈り
10月:しいたけ農家見学
11月:味噌作り
(2)親子科学実験教室
現在助成金の申請中で、当該申請が採択された場合には1年間で4回の親子科学実験教室を開催する予定です。
春(4月):春の植物を見てみよう!!(里山での植物採集とポニーふれあい体験教室)
夏(8月):流星群を見てみよう!!(ペルセウス座流星群観察とミニキャンプ)
秋(9月):月の秘密を知ろう!!(月の満ち欠けの学習と月観察)
冬(12月):ろうそくを作ろう!!(ものが燃える仕組みの学習とクリスマスキャンドル作り)
(3)親子◯◯体験教室
まだ具体的には決まっていませんが、南相馬市の床屋さんやパン屋さんなど一般の人には出来ない技術をもとに商売をされていらっしゃるお店と協力して、サイエンスラボとのコラボレーションが出来ないかを検討中です。もし、南相馬サイエンスラボとのコラボレーションをご希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
(4)こども科学実験教室
平成27年4月にこどもたちに理科と農業など幅広く科学を教える塾をオープン致します。1−2年生に対しては自分が知りたいことを徹底的に調べる自由研究が出来る環境を提供します。一方、3−6年生は実験と観察を伴った理科の授業を行います。
(5)総会
設立から数多くの事業を行ってきた関係で、団体規約にある通り平成27年4月に南相馬サイエンスラボの総会を行います。総会では平成26年度の活動報告、収支報告、新規会員の募集、平成27年度の活動計画などについて話し合いを行う予定です。
(6)その他
南相馬市の復興に必要な教育の分野で可能であれば教育に携わっている方たちと連携し、地域教育力の向上を目指す話し合いの場を作りたいと考えております。また、中学生や大人を対象にした科学実験教室の可能性についても検討していこうと考えております。
6、まとめ
南相馬サイエンスラボは親子科学実験教室、親子農業食育教室などの市民活動を続けていく一方、そうした科学や農業をより専門的に学ぶことが出来るようにするための理科の学習塾(こども科学実験教室)事業を行ってまいります。
また、南相馬市内、あるいは福島県内の様々な大学、企業、団体などと連携し、被災地の復興には教育基盤の再構築が欠かせないという認識を共有し、協力しながら一歩一歩復興を目指して努力を続けてまいります。どうか皆様のますますのご理解とご協力をお願いいたします。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の学習塾)を開校いたします。
まだまだ雪が降るなど、寒い日が続いていますね。さて、先日お伝えいたしましたように、2月の14日(土)に太田地区の再エネの里において、第1回のポニーふれあい体験教室が開催されました。
当日はお天気も良く、みんな楽しく乗馬を楽しむことができました。
ポニーとたくさん遊んだ後、お昼は豚汁名人が作る美味しい豚汁を食べてみんなで温まりました。
次回は2月28日(土)です。参加費は無料です。参加したいという方は
「えこえね南相馬研究機構」(0244-26-9494)か、
南相馬サイエンスラボ(050-1564-9124 sciencelabo2011@gmail.com)までご連絡ください。
当日の写真を何枚かご紹介します。楽しいですので是非お申し込みください。
みなさまおはようございます。南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の塾)を開校いたします。
最近、暖かい日差しが増えてきましたね。
さて、2月14日(土)10時から太田地区にある再エネの里にポニーが2頭やってきます。
参加費は無料ですので、是非この機会に馬触れてみましょう!!
みなさまおはようございます。南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の塾)を開校いたします。
さて、今日はものづくりの大切さについてのお話です。
現在の日本人の生活はとても便利になりました。洗濯も炊事も掃除も電気によって手軽になっています。水道もガスなどのエネルギー網も日本国中に張り巡らされています。食料の調達もお金さえ出せば困ることもありません。
外国に行ってみると日本という国がいかに清潔で生活しやすい国であるかを実感することができます。
さて、南相馬サイエンスラボは極力灯油や電気を使わない生活を心がけています。冬の間の暖房はほとんどが炭を使った火鉢を活用しています。朝と夕方に庭で薪割りをして火おこしをし、炭を起こして生活をしています。
農業に関してもいろいろなことに挑戦しています。庭の花壇を除染して畑にして色々な野菜を作っています。漬物にして保存食にもしています。
野菜くずや残飯は堆肥にするためにコンポストに入れています。鶏を飼うための鶏小屋も準備いたしました。臼や杵も準備し、餅つきもできるようにしています。石臼も借りていますので、近日中にそば打ちを行います。
こうした手間のかかる作業の中に私は何か新しい豊かさを感じているのです。なんでも便利になると、その仕組みがブラックボックスになってしまい、壊れた時に修理したり、その他の代替となる手段を選ぶことが出来なくなります。
少し前からもの作りの技術が廃れているというニュースを聞くようになりました。これらはきっと過度な分業化が原因なのだと思います。
かつて、どこの家でも結婚式や葬式を自宅で行っていたと聞いています。また、食料も農家がほとんどでしたから、自分で育て、調理して食べることは当たり前の世の中だったはずです。
それがいつの頃からか、靴も服も、食料も調理器具も何もかも自分で作ることが出来なくなり、大切な意味がある生活のあらゆるものに対してお金を出してサービスを受け取る形になっていったのですね。
ある日、私は鍋敷きを持っていないことに気がつきました。コーヒー豆を挽いて、ドリッパーにセットし、ふと気がつくとまな板を鍋敷きの代わりに使っていることに気がついたのです。
それまで、火おこしをするための薪割りや大きな炭を使いやすい大きさにするためにノコギリを使っていましたし、鶏小屋の修理を少しずつやっていく中で釘やトンカチなども使うようになっていました。Facebookで「鍋敷きがあればなぁ」とつぶやいたところ、何人かの友人からコメントをいただきました。
A:100円ショップで売ってますよ。
B:木工で作れば?
私はここで気がつきました。100円ショップで安易に購入することはこうしたこれまでの流れそのものなのだということに。
ですから、私は廃材を使って自分で作ることにいたしました。材料は工務店の方からたくさんいただいていましたので、たくさんありました。道具もある程度揃っていました。
杉の板に丸く鉛筆で円を描いて印をつけ、ノコギリでその円に外接する多角形を切り出し、何度か繰り返したのちに紙やすりで角を落とす作業を行いました。
紙やすりで削ることで杉独特のいい香りがしました。これまでただ木質をエネルギーとしてしか利用してこなかったことを反省しております。
こうして自分で道具を作ることは、自分が生活の中で困っていることを改善するという目的がありますから、それが達成できた時の喜びはひとしおでした。
ただ切って、削っただけの不恰好な鍋敷きですが、自分で作った道具ですから今後も愛用していきたいと思っています。
皆さんに知っていただきたいことは農業にしろ、木工にしろ、何かを自分で作るということがどれだけ人を幸せにするかということなのです。
今の世の中は高度な分業制によって成り立っています。自らの仕事がどのように社会に貢献しているのかを意識しにくい世の中です。農家の方でさえ、消費者の声を生で聴けることは少ないのではないでしょうか。工業やサービス業の場合も同様でしょう。
私は南相馬市という地方都市に生きることの価値をそうした田舎でなければできないことをやることができることだと思っています。
山川海がある自然豊かで歴史あるこの町で、新しい豊かさに挑戦していきたいのです。実はこどもたちへの理科教育はそうしたものの一部に過ぎないのです。
忙しい毎日の中で、手間をかけてやりたいことをやってみる、そんな豊かなひと時を探してみてはいかがでしょうか。
南相馬サイエンスラボは皆様に対して、全ては無理としても何か1つや2つはそうしたものを提供できると思っています。是非もの作りの大切さを感じてみてください。
みなさまおはようございます。南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の塾)を開校いたします。
先日の大雪は大変でしたね。でも大雪が降るということは春がもうすぐそこまで来ているということなのです。
さて、こども科学実験教室の説明会&無料体験授業は2月1日(日)を初日として2月15日(第3回親子農業食育教室「そば打ちをやってみよう!!」)と3月15日(第4回親子農業食育教室「畑の除染をやっってみよう!!」)を除く毎週土日に行います。
時間は午前が10時から12時、午後が2時から4時の1日2回です。
説明会&無料体験授業日程と時間
・毎週土日(ただし2/15, 3/15を除く)
・午前10時から12時
・午後2時から4時
まだどんな体験授業なのかお分かりにならないと思いますので、当日のプリントの1部を示します。無料体験授業は小学三年生理科の内容で「磁石」をテーマに行います。以下にクイズを示します。みなさんお分かりになりますか?答えを知りたい方は是非、説明会&無料体験授業にお越しください。自分の手でやってみて確認することができます。もちろんその理由もしっかり学ぶことができます。
こども科学実験教室のコンセプトは親子科学実験教室と同様で、自分の手で実験して科学の素晴らしさを学ぶことです。よろしくお願いいたします。
みなさまおはようございます。南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の塾)を開校いたします。
毎日寒い寒いと思っていましたが、日の長さは確実に長くなっていて、南相馬サイエンスラボのミジンコは既に活動を開始していました。
さて、先日こども科学実験教室開校の新聞折込広告を致しました関係で、何件か問い合わせが来ております。一度南相馬サイエンスラボに来たことがある方はご存知だと思いますが、MSLの場所はなかなか初めての人にはわかりにくいものですよね。
そこで、分かりやすい地図と通りからMSLまでの道のりを写真にまとめましたので、こちらをご参考になさってください。当日は道路に簡易的な看板や通路に矢印などを掲示します。駐車場もわかるようにしておきます。ただ、それでも迷った場合はすぐにご連絡ください。通りまで出てご案内いたします
みなさまおはようございます。南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の塾)を開校いたします。
まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ日が長くなってきているのを感じています。
南相馬サイエンスラボは昨年4月に団体を設立し、翌月の5月から毎月テーマを変えて12月までの8ヶ月間、親子科学実験教室を開催してきました。
本当にたくさんの方にご参加いただき、大変嬉しく思っております。活動に対して助成をくださった複数の法人や団体、スタッフとしていつも手伝ってくださった皆様、そしてご興味をもってご参加下さいました皆様に対して厚く御礼申し上げます。
さて、親子科学実験教室にご参加下さいました保護者の方からはいつも「家庭や学校で体験できない貴重な体験をすることができました。是非今後も続けてください」というご意見をたくさんいただきました。
もちろん私たちもそうした活動をずっと続けていきたいとは思っていたのですが、そのための準備やスタッフの皆様へのご負担なども考慮すると金銭的な問題も含めてそうした継続は現時点ではなかな難しいと考えるに至っております。
そこで、南相馬サイエンスラボは今年の4月に理科専門の塾を開校することでこれまでの経験をきちんとした生業として活かしていく道を選ぶことにいたしました。
もちろん、それらが軌道に乗ってきた段階で、また再び親子科学実験教室を再開しようとは思っているのですが、少なくとも4月までの3ヶ月間(1−3月)は自宅(南相馬サイエンスラボ)で開催する親子農業食育教室とこども科学実験教室の開校のための準備に専念しようと考えております。
そうした準備の一環として、昨日福島民報新聞に折り込み広告を行い、皆様のお手元にお届けいたしました。
チラシにも書かれておりますが、昔と違って今は理科は基本的に3年生以上の学年に限られており、1−2年生は理科と社会科が合わさったような生活科という科目をこどもたちは習っています。
そこで、南相馬サイエンスラボが始める理科の塾(こども科学実験教室)では3−6年生は実験や観察を伴う理科の授業を行い、1−2年生は図鑑や南相馬サイエンスラボの庭などを使って自由研究ができる環境を提供しようと考えております。
こうした活動を事業化するというのは私としても初めての経験ですので、まだまだわからないことがたくさんあります。
ただ、私たちは常に将来の南相馬を担うこどもたちへの教育こそ、復興のために必要なものだと考えておりますので、是非今後ともみなさまのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
南相馬でこどもたちに科学(理科)と農業の大切さを教えている南相馬サイエンスラボの齋藤です。
4月から小学生を対象に実験や観察を通して教科書の流れに沿って理科を教えるこども科学実験教室(理科の塾)を開校いたします。
毎日寒い日が続いていますね。でも最近少しずつですが、日の長さが長くなってきているのを感じています。
さて、南相馬サイエンスラボは昨年四月に団体を設立し、五月から毎月テーマを変えて親子科学実験教室を開催してきました。全八回の参加者は述べ300人を超え、本当に多くの方に科学の素晴らしさ、理科の楽しさを伝えることができたのではないかと感じています。本当にありがとうございます。
なお、親子科学実験教室は昨年の12月で予定の8回を終了いたしましたが、それらを引き継ぐ形で親子農業食育教室を続けてまいりますので、どうかそちらもよろしくお願いいたします。
南相馬サイエンスラボは以前から予告しておりますように、今年の4月に実験や観察を伴う理科の学習塾(こども科学実験教室)を開校いたします。理科の学習は本来とても楽しいものです。しかし、家庭や学校では教科書にある実験や観察の機会を全て提供できるわけではございません。理科は本来とても楽しいものです。しかし、家庭での自然観察体験も乏しくなっておりますので、そうした経験のないこどもたちは授業で習う内容が理解できずに「理科は苦手」「理科は嫌い」と感じてしまうことがあるのです。これが理科離れの原因なのです。
南相馬サイエンスラボはこれまで行ってきた親子科学実験教室では常にこども参加型の授業を行ってまいりましたし、今後事業化した時にもそのやり方を続けてまいります。
さて、そうしたこれまでの活動が小学校の校長先生に認められ、来週14日(水曜日)に初めて南相馬市立原町第二小学校での出前授業を行うことになりました。テーマは「冬の星」(小学四年生)です。冬は多くの1等星が見えること、空気が澄んでいること、寒いために大気の乱れが少ないことなどの理由で星を観察するには最適な環境が整っています。南相馬サイエンスラボは今回原町第二小学校で行う授業でもこどもたちが宇宙の広がりや大きさ、なぜ季節によって見ることができる星座が変わるのかなどについて学べるようにいたします。
今からいろいろな準備を進めています。今後もそうした機会が得られることを期待しています。本年もよろしくお願いいたします。