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第8回親子科学実験教室 ろうそくを作ろう!!〜ものがもえるしくみ〜
平成26年12月21日(日曜日)ひがし生涯学習センター

スタッフ:はかせ(齋藤)、助手(豊田)、講師(羽賀)、助手(堀家)、受付(小林、白鳥)、カメラ(佐藤、猪狩)、技術指導(保田)、誘導(鴫原)、総合プロデューサー(箱崎)以上敬称略
参加者:43名(内スタッフ11名)

今回のめあて
(実験1)ものの燃えやすさの比較
(実験2)ろうそくが燃えるときの空気中の変化
(実験3)酸素、二酸化炭素濃度の変化
(実験4)酸素中での燃焼反応
(実験5)蜜蝋を溶かす
以上5つの実験からものが燃えるには空気中の酸素が重要な役割を持っていること、二酸化炭素が増えること、ろうそくは本来は蜜蝋から作ることなどを学ぶことを目的とした

特別講師自己紹介
 まず初めに今回の特別講師であるアロマテラピー&オリジナルクラフトサロン五香(いつか)代表の羽賀心咲先生からの自己紹介がございました。羽賀先生は南相馬市より少し南の双葉町のご出身で、小さい頃に綺麗な海で遊んだ経験があるそうです。
 ただ、今は原発事故の影響で郡山市に避難され、そうした綺麗な海や美しい自然に囲まれた故郷に戻り、そこで「いつかまた会おうね」という希望の言葉をお店の名前にされたそうです。先生は今、素敵なキャンドルなどのクラフト製作やアロマトリートメントを提供するお店をされていらっしゃり、今回南相馬のこどもたちの笑顔のために、明るい希望の光を灯すキャンドル作りを教えてくださるため、いらっしゃってくださいました。

羽賀先生がお持ちくださったキャンドルの見本

カラフルなキャンドル作りの材料に見とれるこども

(実験1)ものの燃えやすさの比較
 まず初めにトイレットペーパー、新聞紙、割り箸、ろうそく、スチールウールそれぞれにマッチで火をつけることで、燃えやすいものと燃えにくいものがあることを示しました。

空気があることを感じてみよう
 ものが燃えるには空気がなければならないことを示す前に、空気が身の回りに存在していることをうちわを使って風邪を送ることで示しました。

(実験2)ろうそくが燃えるときの空気中の変化
 次に、蓋をした瓶(集気瓶)の中にろうそくを入れると消えてしまうこと、瓶の中に二酸化炭素が増えていることを石灰水が白く濁り事などを使って示しました。

(実験3)酸素、二酸化炭素濃度の変化
 さらに、ろうそくが消えた瓶の中で酸素が減っていることを気体検知管を使って示しました。

(実験4)酸素中での燃焼反応
 ここまでの実験でろうそくが燃えることで瓶の中の二酸化炭素が増え、酸素が減っていることから、燃焼には酸素が重要な役割をしている可能性が示されたので、酸素だけが入っている集気瓶の中に火のついたろうそくをいれたときにどうなるかを実験によって示しました。ろうそくは激しく燃えました。

実験結果まとめ
 ここまでの実験結果についてまとめました。

(実験5)蜜蝋を溶かす
 ろうそくの材料がミツバチの巣(蜜蝋)であることを紹介し、ミツバチの巣をこどもたちに触ってもらいました。

クリスマスキャンドル作り
 休憩を挟んで、羽賀先生のご指導のもとにクリスマスキャンドル作りをしました。





集合写真
 最後に全員で集合写真を撮りました。



第8回親子科学実験教室「石けんを作ろう!!」スライドショー


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